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山吹のたより

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2019.09.01

心配な 今年の天候

日本においては立春、啓蟄(けいちつ)、夏至‥‥と春夏秋冬の移り変わりは当たり前のこと、春から夏の間に梅雨があり、日照や気温の変化も少しずつ緩やかに進んでゆくものと思っていたものがここ数年通用しなくなっているようで、殊に今年は大違いです。

海外でも、たとえば大豆の主産国アメリカの中西部では冬の大雪の後、種まきをしなくてはならない春の時期に今まで経験をしたこともない長雨に見舞われ、相当多くの畑で機械を入れることが出来ずに、種まきを断念せざるを得ないという状況が起きたと聞きます。

弊社の味噌は直接アメリカ大豆を使用していることはありませんが、大豆の価格はこうした地域の出来高で大きく左右されるのが実状ですので今年の大豆の価格が懸念されます。

小諸も今夏、異常な気象に見舞われました。8月お盆前の数日間にわたる夕立の豪雨です。ある1日は雹(ひょう)とともに短時間に降った多量の雨が包装工場わきの土手に造られている少し大きめなU字溝から溢れ出し、滝のような状態で構内に流れ込み、出荷スペースを30センチ以上水没させる事態となりました。
別の1日は市内高台の地域で3センチ近い直径の雹が20〜30分にわたって降ったため、りんごやブドウに壊滅的被害をもたらしました。突然襲ってくる天候変化に頭を抱えているのは果樹農家に限りません。

旱魃(かんばつ)ではない今年ですが、お米の生育も順調と言えない状況のようです。当地周辺では、稲は例年ならば8月10日前後に一斉に花をつけるはずですのに非常なバラつきがあるらしく、丈の延びた葉っぱだけが立っている田んぼがそちこちで見受けられました。

〝数十年に一度の〞とか〝経験したことのない〞などと報道される気象がせめて今年限りのことであってほしい、どうか秋の実りにたどり着けますように、と祈っています。

 

( M・T )

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